土地購入を決断した理由

いくら待てども希望の土地がみつらない。タイムリミットは子供の小学校入学までに引っ越しをすること。
土地を探し始めて、もうすぐ1年。資金計画もバッチリ。あとは土地を見つけるだけ。それが途方もなく難しい。
そんな状況から土地購入を決断できた話をします。

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妥協点を考える

「失敗しない土地探し理想の土地を見つけよう」にも書きましたが、土地探しは運と時間が勝負です。既に探し始めて、1年が経とうとしたところで、妥協点を考えることにしました。

私が検討していた土地は、売り物件があっても、路地の先だったり、狭い敷地だったり、何年も売れ残った物件ばかりでした。
元々の理想は、子供の小学校区が保育園と同一地区でしたが、そろそろ地区を考えないと何も進まないと思いました。そこで、ひとつ隣の小学校区まで土地の範囲を広げました。

少し地区を広げるだけで、土地の情報は格段に広がります。当初は子供の小学校区ばかりこだわっていましたが、ふと考えると、子供が小学校に行くのは6年間。家を建てれば住むのは一生。小学校1年生なら、友達づくりも何とかなるかなと思い、息子に相談したら、意外にあっさり小学校違うところでもいいとのこと。

学校区だけにこだわらなくなった途端、色々と見える世界が広がりました。

一生住むなら閑静なところがいいよね、坪単価が下がればもっと広いところもいいよねと、資金計画内でもやれることが広がりました。

出会いは突然に

そんなときに見つけた今の土地。土地情報サイトをみてて偶然発見。

種目は農地。約70坪。坪単価は同じ地域の中で5万円/坪ほど安い。形もほぼ正方形できれい。
問題は南側に家がある、いわゆる北側道路の土地。日当たりは結構重要事項だったので、悩みのタネではありました。

とりあえず知人の不動産屋さんと現地を下見に行きました。周りも閑静な住宅街で、区画整理区域だったため、新しいお家も多く、ポツンと残ってた農地って印象でした。

不動産屋さんも地形的には申し分はないし、これだけ広ければ、家の設計で日当たりは何とでもなるとのことでした。不動産屋さんは元々住宅メーカーに努めていた人だったので色んな目線が見てくれたので安心できました。

ただやっぱり気になるのは日当たりです。実家もマンションのときも日当たりが良いのは当たり前だったので、日当たりが悪かったときに一生に後悔するんじゃないかと悩みました。

ただ何でも食わず嫌いではないですが、北側道路のメリットも調べてみました。

土地の良し悪しについては次回紹介します。

売主と交渉

土地を購入する際に価格交渉することも可能です。
ただし、価格交渉をしている際に他の人に購入されたり、過度な交渉をするとこの人には売りたくないと思われてしまうこともあります。

土地の売買には買主の仲介会社Aと売主の仲介会社Bが存在します。
基本的には仲介会社Aが仲介会社Bと交渉をしてくれるのですが、稀に買主と売主の仲介会社が同じになることがあります。これを両手取引というそうですが、仲介業者は買主、売主両方から仲介手数料を取れるので万々歳ですが、買主と売主のどっちつかずになるため、価格相談等をする際は注意が必要です。また、価格が下がるということは仲介業者としては仲介手数料が下がることに繋がるため積極的ではない気もします。
また、優良物件は早々に購入されてしまうため、売主も強気ですし、そこまで期待しない方がいいかもしれません。

今回私が購入した土地は、農地だったこともあり、農地転用等の費用や水道、下水の引き込み費用も追加で掛かるため、もう少し値引きが出来ないか確認をしてもらいましたが、既に別の人も価格交渉をしており、売主も急いでいないようで、価格は下げないとのお話でした。

ここまできたらあとは時間との勝負。先に購入の意思を示した人の勝ち。

土地購入は本当に運と勢いです。

元々、庭に畑が欲しいと思っていたところに、農地の土地が売りに出され、子供の学校区を変えたときにちょうど売り情報が出て、何となく運命なのかなと思うところもありました。

このときにとても重要になったのが、資金計画です。資金計画書の作り方でもお伝えしましたが、しっかり資金計画書ので予算の上限を決めたお陰で、この土地を買っても計画通りに進めれる覚悟が持てました。
ここで、いちから資金計画を考え悩んでいたら、他の人に購入されていたかもしれません。

こうして無事に土地を購入することができました。
マイホームへの第一関門突破です。この後、仲介業者へ頭金をいくらいれるだとか、売主に前金をいくら払うだとかの手続きをして、不動産屋さんで、売主の方とお会いし、売買契約書の締結となります。

まとめ

土地購入はマイホーム計画の第一歩です。ここから家の間取りや外構計画がスタートします。
早めに土地探しをして、資金計画を適切に行うことで大事な決断をしっかりとできるようになります。

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