週末農業って本当に週末だけで大丈夫?サラリーマン子育てパパが実践して分かったこと

仕事をしながらでも楽しめる「週末農業」。趣味としてだけでなく、子育て中の人は子どもとの遊び場であり、食育など勉強の場にもなり、うまくいけば副業にも繋がる可能性もあります。
サラリーマン子育てパパが週末農業を始めて約半年。実際の経験を元にメリット、デメリットを紹介していきます。これから夏に向けて週末農業・家庭菜園を始めようと思っている方の参考になればと思います。

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週末農業のメリット

自然の力を最大限活用できる

最大のメリットは、植えてしまえば、自然に育ってくれること。サラリーマン子育てパパママは時間との闘いです。自分の時間が限られる中で、基本的には太陽光・水・肥料があれば自然と成長してくれる野菜類はおすすめです。仕事をしている時間、寝てる時間、子どもと遊んでる時間に野菜はグングン育ってくれます。後でデメリットで詳しく説明しますが、水やりとかは必須なのでご注意を。

子どもとの遊び場になる

畑は子どもの最高の遊び場です。暇さえあれば、子どもと一緒に畑に行って、野菜の面倒をみながら、横で子どもは砂遊び。大きな砂場を独り占めできて、水遊びしながら、虫を捕まえて、たまに草取りのお手伝い。公園の遊具も楽しいけど、畑で思いっきり自由に遊べるのは週末農業の醍醐味です。植えた苗を指さして「これ何?」って興味津々な子どもたち。野菜の成長を直接観察することもできるので、食育にもなります。ただし、小さな子どもがいるご家庭は、蒔いた種を子どもが踏まないように見張るのが大変です。何度か踏まれると思いますが、そこはご愛敬で。子どもも大きくなると「畝は踏んじゃダメ?」って分かってくれます。

少額から始められる

趣味にしても、副業にしても初めはお金をかけたくないのが本音です。特にサラリーマン子育てパパにとっては死活問題。その点、週末農業はやり方によっては少額で始められるので安心です。僕の場合は土地代は無料なので、種、肥料、その他資材をたまに購入する程度で始められました。まだ農業をやろうか悩んでる場合は、プランターとかで手軽に始めれば、嫌だったら辞めらるし、そんなに費用も掛かけずに済みます。ホースや鍬などある程度、資材を用意できたら、毎年掛かる費用は本当に種と肥料代くらいなので、季節ごとに数千円で継続することができます。畑を借りてやる場合は、苗を買うと結構な金額になるので、種から育てるのがおすすめです。

週末農業のデメリット

週末だけでは難しい

週末農業といいつつ、実際に週末のみの作業で作物を栽培するのは難しいです。というのも、種を蒔いてからや苗を定植したあとは水やりが肝心で、特にこれからの熱い時期は小まめに水をやらないと干乾びてしまいます。育てる品種と時期によりますが、実際に秋から冬にかけてブロッコリーを栽培したときは適度に肥料を撒くくらいで大丈夫でしたが、春から夏にかけては、毎日朝仕事前に水やりに行っています。僕の地域はイノシシなどの動物がでるので難しいですが、サツマイモやじゃがいもなど頻繁に水やりしなくてもいい作物を育てるのはいいかもしれません。

育てられる作物に限界がある

どんなことでもそうですが、継続するためには好きなことをすることが大切です。週末農業でも育てる作物は好きなものが第一優先ですが、食べたい作物と育てやすい作物は別物です。基本的に週末のみ作業する場合、根菜類の方が簡単に栽培できると思います。上に育っていく野菜は支柱を立てたり、ネットを張ったりと苦労する割に、風で根が折れたり大雨で根が腐ったりと、折角一生懸命育てたのに途中で枯れてしまうリスクがあります。ある程度大きくなれば問題ないですが、種から育てた場合は、時間をかけて育てた分、失敗したときは一気にやる気がなくなってしまいます。根菜類の場合は、種を蒔いて水をあげ、ある程度芽がでれば、それなりに育ってくれるので手軽に育てられます。

収穫期に注意する

夏野菜は毎日収穫しないと大きくなりすぎることがあります。仕事前の水やりに加えて、朝から収穫するとなると結構な時間ロスになります。まだ夏野菜の収穫まで至っていませんが、自分一人でやりきれる許容範囲を考えて、計画的に栽培することが肝心です。

週末農業が魅力がたくさん

週末農業は規模にもよりますが、本当に週末のみの作業で育てるのは難しいかもしれません。それでも自分のライフスタイルに合わせて、ベランダ菜園から始めたり、朝活として水やりをしたり、子どもとの時間を畑で過ごしたりと、やり方次第ではこんなに魅力いっぱいな趣味は他にはないと思います。作物の成長がみられてやりがいを感じ、畑作業で日頃の運動不足を解消して、心も身体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

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