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100坪畑やめました
4月頃から初めて9月頃まで継続してきた100坪畑。野菜が育つまでの期間が長いので、1クール終了した程度で、大した経験にはなっていないもしれませんが、肥料の種類だとか、農薬の撒き方だとか、勉強になったことも多くありました。
農業が嫌になった訳でも、副業を諦めた訳でもありません。100坪畑やめた理由について、伝えていきます。
干渉がめんどくさい
理由は単純。おじいさんからの干渉がめんどくさいからです。
家から畑まで車で40分くらいかかるので、継続してやっていくには少し遠い気もしていました。
100坪畑を借りたときは、おじいさんの畑は毎年草が生えればトラクターをかけていた程度で何も育てていませんでした。なので、おじいさんは一切口出ししないから自由にやっていいよってことでスタートしました。
僕は奥さんと子供と、週末の農活ライフを満喫しようと、作付け計画を立てたり、肥料の勉強とかをして、作付けを始めていきました。始めのうちは自由にやらせてもらっていましたが、それなりに野菜が育ってくると、おじいさんが農家のイロハを見せつけたいのか、鍬の使い方がダメとか、肥料は何を蒔いたのかとか、畝の立て方がダメだとか、口ばっかり出してきます。挙句の果てには、植えたてのバターナッツと空心菜を草だと思ったのかトラクターで一掃してしまいました。
農家の人と関わったことがある人なら理解できるかもしれませんが、農家のご高齢の人はプライドというか、意固地な方が多いです。
タダで土地を貸してもらって贅沢言うなって話ですが、自分の目的として、野菜を育てることだけが重要ではなかったので、昔ながらのおじいさんとは根本の考え方が違いました。
ホース以外に水を撒くことも知らなければ、ダンポール(支柱みたいなもの)も知りません。二言目には俺のを使えです。確かに節約にはなりますが、それ以上に得られるものがありませんでした。
めんどくさい人からは逃げろ。これは効率よく生きていくための鉄則です。
自由と責任は切っても切り離せない
副業を始めるきっかけとして、人付き合いがめんどくさいってことがありますが、まさにそこを見誤りました。
農活の良さは、自分の時間軸で自由にやれることだと思いますが、副業の大前提として、お金を使わないことを考えすぎて、一番大事な自由を犠牲にして、畑という一番土台となる所を親類に頼ってしまいました。
農業の知識がないから、おじいさんから何か教えてもらえるかなという思惑がありましたが、甘かったです。この畑では、この野菜はこの土地では育たない、草を取れ、肥料はこれを撒け。理由を聞いても、そうやってやってきたからだと。特に農家の昔の人は自分の経験が全てで、職人気質なところがあるので仕方ないとは思いますが、ネットとかYouTubeで調べた方が効率的でした。
結論、自由がほしければ、自分に責任を持つようにやることです。例えば、ちゃんとお金を出して市民菜園を借りるだとか、やりようはあった気がします。
100坪畑からの教訓
今回の件で学んだことは、「自由のためには責任も持つこと」「野菜はそれなりに作れる」「教えてもらう人はしっかりと選ぶ」です。
ただ、何事も行動しなければ始まりません。行動したからこそ分からないことが分かりました。
ここからが新たなスタートです。それなりに野菜の作り方も分かってきて、容量も何となく理解してきたので、どんどん育ててみるってことで、次回は100坪畑からの起死回生の土地探しについて伝えていきたいと思います。