【一苦労】家庭菜園の農地探し

100坪畑をやめたので、次の畑を探しました。

条件としては、家から近くて、100坪程度の敷地が理想です。

とはいっても農地探しって結構大変で、農地法では、土地の売買、賃貸借は農家でしか契約できなかったり、普通の賃貸みたいな仲介業者では取り扱ってなかったりと、自力で見つけるには苦労しました。農地探しがどんなものか、自分が経験したことを伝えていきます。

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農地の探し方(実践しました)

①市民菜園を探す

市民菜園はどこの自治体でも管理していると思いますので、自治体ホームページをチェックすると出てきます。

僕の自治体では、区割20㎡で年額5,000円でした。ただ結構人気なので空きがありませんでした。

そしてあくまで市民菜園なので面積が小さいのがデメリットです。

②不動産で確認

不動産屋といっても、チェーン展開している不動産屋では、農地を取り扱っていない可能性があります。そもそも、素人は農地を契約できない縛りになっているので仕方がないです。ということで、地元の個人経営の不動産屋に聞いてみました。やっぱり農地は扱っていませんでしたが、知り合いの不動産屋さんだったので、親身になって、JAの管理農園や自分の知り合いなどを調べてくれました。

結果的には、JAの管理農園は空きがなく、知り合いの畑は立地的に条件が合いませんでした。

③地元農家に聞く

最終的にはここにたどり着きました。ただ、このやり方は農家の人と知り合いでないと難しいと思います。見ず知らずの人に畑を貸してくれる人はそうそういないと思います。

僕は学生のときに、地元のイチゴハウスでバイトをしていたので、その関係で当時の農家さんに相談してみました。

結果… 今の世の中、農地は余るほどあるとのことでした。ということで条件に合う農地をすぐに探してくれました。

遊休農地を開拓

今回、見つけてもらった畑は、なんと雑木林でした。10年くらい放置された、よく言う遊休農地です。

この雑木林をいちごハウスの人がユンボとか電動のこぎりとかで開拓してくれてくれました。蔓を取ったり木を運んだり、知り合いの農家さんにトラクターで整地してもらったりで、開拓から数ヶ月で見違えるほどきれいな80坪程度の畑の完成です。

もともと10年前は畑として利用していたこともあり、土はとてもいい状態でした。

畑探しで感じたこと

今回、畑を探してみて思ったことは、農業参入の難しさと、誰を頼るかをしっかり見極めることです。

幸いにも僕は農家の知り合いが身近にいたので、農地を見つけることが出来ましたが、何も当てがない人ではやはり難しいと感じました。農地自体は余っていても、誰にでも簡単に貸してくれるものではありません。

そして頼りにする人はしっかりと選びましょう。専門的なことは専門家に頼むのが確実です。少し苦労してでも人付き合いを大切にしてより良質な情報が得られる努力をしましょう。

よく、農業をやろうとする人は人付き合いが嫌だからって人がいますが、農家も人付き合いが必要です。会社組織よりも自由があるだけです。

色々行動していくと勉強になることが沢山あります。新しい畑を見つけられたので、新たな挑戦の始まりです。

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