農家以外が農地を買って宅地にする方法

農地って農業をやっている人とか、農家の家系の人でしか買えない。だから宅地にできない、一般の人は買えないと思っていませんか。

実は一般人でも農地を買って宅地にできる方法があります。

実際に私は農地を購入してマイホームを建てました。

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農地とは

農地は、農地法で守られており、誰でも簡単に宅地にできるわけではありません。

基本的には宅地にはできないし、一般の人は農地を買うことすらできないのが現状です。

農地を宅地にするには、農地転用という手続きが必要です。

これが厄介で、農業委員会やら自治体やらに申請したり、許可してもらったりで、そう簡単に農地転用できるものではありません。

それでも農地を買えた理由は、「市街化区域」だったからです。

市街化区域の農地

一般人でも市街化区域の農地でしたら農地を購入することができます。

上記で説明した通り、一般的な農地は、農業委員会や自治体の許可を得なければならないため、要件を満たすことが難しいです。

一方で市街化区域内の農地であれば、許可要件は不要で届出をするだけなので簡単です。

ここで重要なのが、「市街化区域」内であることで、「市街化調整区域」は届出だけではダメなので注意してください。

そして、「許可」と「届出」の違いが、農地転用の大きなハードルの違いになりました。

農地転用

農地を購入したあとに、業者に農地転用の見積もりを取ってみると、まさかの5万円。

ただの届出で、5万円は高すぎる。ということで、自分でやってみました。

YouTubeやネットで検索すると、何となくやり方を探すことができます。あとは、実際に自治体に行って、添付書類は何が必要で、言葉の意味とかも確認していけば間違いなく届出はできます。

各自治体のホームページで農地転用の様式がアップロードできます。

一つ面倒なのが、仮換地証明書が必要になりますが、仮換地証明書は土地の売主から貰うか、代理申請する必要があるので、売主と連絡を取る必要があります。また、農業委員会に届ける書類の中に、その地区の農業委員の印鑑を貰ってくる必要があり、私の場合は偶然、不動産屋が知り合いだったのでついでに取ってきてくれました。

この手間を、業者に依頼してお金で解決するのか、自分でやってみるかの分かれ目だと思います。

まとめ

今回は農家ではなくても、農地を購入できる方法をお伝えしました。

誰でも購入できる訳ではありませんが、運良くみつけることができれば、坪単価も安いし、一石二鳥だと思います。

土地探しをしている人は参考にしてみてください。

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