遊休農地を開拓して早くも2ヶ月が過ぎようとしています。皆さんの中にも家庭菜園だったり週末農業だったりで、自分の畑が欲しいと思っている人はいませんか。
畑を持つなんて結構お金がかかるんじゃないと思われるかもしれませんが、実はそんなに費用をかけずにマイ畑を持つことはできます。
今回は、遊休農地を活用して80坪程度の畑を実際に開拓した際の費用などを紹介していきます。
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遊休農地から畑を開墾
遊休農地を開拓して畑を作った経緯については過去の記事をみてもらいたいですが、要約すると、嫁さんのおじいさんに畑を借りてたけど、監視されるのが面倒なので自分で畑を作りましたという感じです。
仕事と子育てをしながら、隙間時間で遊休農地を開拓して畑らしくするまでに約2~3ヶ月くらい期間がかかりました。週末しか作業が出来ませんでしたが、休みの日は朝5時から起きて、子どもと朝ごはんを食べる8時までに作業を終えるの繰り返しでした。でも自分の畑を持てるという嬉しさで楽しみが多く、やっぱり他人に借りただけの畑とは愛着が違います。
開拓に要した費用
それでは、実際に開拓に要した費用を紹介します。
伐採作業 | 15,000円 | 地元農家さんに依頼 |
整地費用 | 10,000円 | トラクター整地 |
苦土石灰 | 1,200円 | 20kg |
鶏糞 | 700円 | 15kg×5袋 |
土地代 | 0円 | 遊休農地のため |
ざっと、畑として生まれ変わらせるためであれば、約2万7千円程度で完成できました。実際に野菜を育てるとなると、鍬やホースなどの備品が必要のなってきますが、それでも全てで5万円もあれば、十分に野菜を育てられる土台はできると思います。
今の畑の様子
畑を開拓したのが夏ごろからで、実際に作物を植えられるまでになったのが11月頃だったため、今から育てられる野菜があまりありません。そんなときに、ご近所の農家さんから、ブロッコリーと白菜と菜の花をいただきました。春くらいから計画的に栽培しようと思っていたので、とりあえずいただいた苗を植えてある状況です。農業素人なので色んな野菜に挑戦してみたかったのでちょうど良かったです。
前回の100坪畑では、ピーマン、なす、ニンジン、トマト、トウモロコシ、オクラ、生姜、さつまいもなど夏野菜を中心に育てた経験があるので、これから春先に向けて何を植えていこうか検討中です。
今後の展望について
元々のコンセプトとして、僕は農家ではないので、大量生産大量販売は技術的にも難しいと思っています。
まだ小さい圃場ですが、色んな野菜を試してみて、子どもとかファミリーで楽しめる「農のテーマパーク」みたいなことできれば面白いんじゃないかなっ思っています。あとは収益性を考えてビジネスとしてどれだけやっていけるのかを計算して検討をしていきます。
そのためには、ただ育てるだけではなくて、食の知識だったり、プロモーション方法だったりを学んで、畑で作物を育てるだけではなく、畑+αで何ができるのかを試行錯誤しながら週末農業の可能性を探っていこうと思います。
まとめ
今回、自分が遊休農地から畑を開拓した結果、畑を作り費用はそんなにかからないことが分かりました。農業従事者の高齢化がニュースとして取り上げられますが、まさにその通りで、今の時代、畑は余りに余っている状態だと思います。僕は地元で農地を探したため、知り合いに恵まれていましたが、若者の農業への参入は、周りの農家さんも喜んでくれていると勝手に思っています。農業に興味を持っている方は、特に損はしないので、まずは行動してみることをおススメします。